こんにちは!
心理学系大学院の試験や、公認心理士試験のために心理学を勉強したい!
そんな時に最も重要と言ってもいいのが、
【どの参考書を使うのか】ということ。
選ぶ参考書によって、勉強の効率は大きく変わってしまいます。
でも、本屋に行って探してみてもイマイチぴんときませんよね?
きっと、どんな参考書を使えばいいのか迷ってしまうと思います。
そこで今回は、実際に私が心理学系大学院と公認心理士試験で用いた参考書の中から、厳選した3冊を紹介します!
選んだポイントは3つです!
(1)試験に必要な幅広いキーワード、領域が網羅されていること。
(2)図や表が多用されているなど、視覚的に分かりやすい構成になっていること。
(3)
今回は社会心理学編です!
それでは早速いってみましょう!
オススメ度 ★★★★★
メリット
(1)「心理学の参考書といえば、」の安心感
→有斐閣は数多くの心理学の参考書を出版しており、その内容の信頼性には定評があります。これを一冊買っておけば間違いない!という安心感があります。
(2)解説がとにかく詳しい!
→一つ一つのトピックについて、非常に詳細な解説がなされています。関連するトピックのつながりも分かりやすく、非常に効率的に勉強することができるでしょう。
(3)基本的な分野をほぼ全て網羅している
→試験に必要とされる基礎的な分野やトピックについてはほぼ全て網羅されていると言ってよいでしょう。比較的新しいトピックについても掲載されており、試験対策の穴を埋めることが可能です。
デメリット
(1)ページ数が多い
→これはメリットと表裏一体だと思いますが、これ一冊でほぼ大丈夫な程の網羅性と解説で、とにかくページ数が多いです笑
本が分厚いので、持ち歩くのにはやや重いかなと思います。
(2)値段が安いとは言えない
→これだけのボリュームの専門書なので仕方がないと言えばそれまでですが、少し値が張ります。しかし、それに見合うだけの価値はあると思います。
②グラフィック社会心理学
オススメ度 ★★★★☆
メリット
(1)図解を多用した分かりやすいレイアウト
→「グラフィック」と題されているように、図解が多用されているのが本書の特徴。特に、他書と比較して図解が分かりやすく、効果的に学習することができると思います。
(2)比較的多くの領域をカバー
→前述の有斐閣の参考書には及びませんが、それでも試験に必要な基礎的なトピックはもちろん、関連したトピックも充実しているので、併せて覚えることが可能です。
(3)持ち運びやすいサイズ感
→前述の有斐閣の参考書と比較すると、3分の1くらいの厚さで、非常に持ち運びがしやすいです。家ではなく図書館やカフェでの勉強が得意な方には特にお勧めしたいです。
デメリット
(1)もう少し解説が欲しい部分も…
→メインのトピックについては詳しい解説があり、試験勉強には充分。一方で細かな部分については軽く触れる程度の箇所も。より細部まで勉強したい場合には、自分で調べることも必要となります。
③史上最強よくわかる社会心理学
オススメ度 ★★★☆☆
メリット
(1)幅広い分野の内容をさらっと読める
→多様な分野のトピックについて、短時間で把握することができ、社会心理学全体を俯瞰することができる良書です。
(2)入門編におすすめ
→それぞれのトピックが図解で分かりやすく説明されていることに加え、ちょうど良い量の解説で、初学者の方に特におすすめです。
デメリット
(1)試験対策にはもう1歩欲しい…
→非常にわかりやすくまとめられている本だと思うのですが、試験対策という観点ではもう少し情報量が欲しいところでしょうか。
前述したとおり、全体を短時間で俯瞰するためにはうってつけの参考書だと思います。
以上、3冊をおすすめします!
私は実際に①と②の参考書を用いて大学院試験、公認心理士試験に用い、合格することができました。
参考書代は決して安くはないですが、その分、勉強の効率は上がりますし、合格する確率は格段に高まると確信しています。
ぜひ、おすすめの参考書を使って、心理学系大学院試験、公認心理士試験の合格を掴み取ってくださいね!